月別アーカイブ: 2015年9月

島田洋一教授 還暦をお祝いする会

 2015年9月27日、日曜日、秋田ビューホテルにおいて、島田洋一教授の還暦をお祝いする会が108名の参加者をお迎えし、執り行われました。宮腰尚久准教授よりの発起人代表のご挨拶から始まり、遠藤博之先生からは島田教授の若かりし頃の武勇伝が披露され、小玉弘之先生より乾杯のご挨拶を戴き、会は始まりました。医学部5年生の岡本憲人くんの整形外科入局のご挨拶、握手会、記念撮影から始まり、最近、医局員の結婚式では引っ張りだこの秋田大学整形外科裸参り部(秋田ノーザンネーキッズ)が島田洋一教授をお神輿に載せ担いで登場したり、秋田大学整形外科合唱部(Akita Northern Angel Voices)がゆずの「栄光の架け橋」を熱唱したり、かおる堂の次期CEOの藤井昌先生がパティシエのコスプレでケーキを奉納したりなど、キャラクター揃いのヤングドクターの才能が多分に発揮された会ではなかったでしょうか?日曜日のお忙しい中、多くの先生がたにご参加を頂きまして誠にありがとうございました。この場もお借りしまして御礼申し上げます。
最後はこの言葉でブログを締めたいと思います。
「島田洋一教授!これからも叱咤激励の程を宜しくお願い申し上げます!」

第4回秋田県股関節研究会(木島泰明)

2015年9月19日(土曜日)に第4回秋田県股関節研究会が開催されました。会の冒頭には山田晋会長から、Akita Hip Research Group(AHRG)の取り組みとして臨床・研究・若手教育の3つの側面全てにおいて秋田県における股関節外科の発展と国内外へのアピールとなる業績作成を行っていることがご報告されました。

臨床面では人工股関節置換術後の早期復帰を実現するために新しいアプローチや新しいインプラントの導入を開始しており、研究面では大腿骨近位部骨折に対するAkita分類の有用性を500例近い症例の調査からアピールする準備が出来ていることが示されました。また、特に若手教育に関しては、股関節外科医をしっかり育てるために大学での手術に大学以外の股関節志望の若手に入っていただき、直接指導するシステムを顧問である島田教授の方針として取っているおり、股関節外科を目指す若手全てにそのチャンスを与えることや、今年度中に第1回AHRG股関節鏡&股関節周辺アプローチcadaver training courseを開催することなどについても宣言されました。

続くミニレクチャーでは秋田赤十字病院の人工関節センター長の田澤浩vice-directorから「人工股関節置換術後患者における腰椎前弯角とQOL」についてレクチャー頂き、股関節だけでなく全身のアライメントを考えた治療が今後はさらに重要になってくることを実感させられました。

さらに今年から「AHRGからの耳より情報」という新コーナーが生まれました。これは1年間の股関節関連の新しいトピックスを、その内容に得意な先生からご講義頂くコーナーですが、今回は「大腿骨近位部骨折-元就ミクス3本の矢-」というタイトルで、股関節だけでなく骨折にも精通している能代厚生医療センター整形外科の診療部長、久保田均副会長から大腿骨頸部に3本のスクリューを入れる新しいデバイスについて、実際の症例をお示しいただきながらわかりやすく教えていただきました。Akita分類とこれらの新しいデバイスにより、整形外科医1年目から非常に多く経験するこの大腿骨近位部骨折も、新たなステージを迎えることになりそうです。

一般演題では、鈴木紀夫先生(由利組合病院)が、Charcot関節であっても股関節外科医であればTHAの適応も充分あるのだという力強いリポートを、加茂啓志先生(秋田労災病院)は大腿骨頭骨折という大変な症例をsurgical dislocationというアプローチを用いてみごとに治療されたご経験を、また、尾野祐一先生(秋田県立医療療育センター)はgapのないMRIのペルテス病への有用性をご報告頂きました。毎年、医療療育センターからは小児の股関節疾患の演題を出していただき、大変感謝しております。

さらに、奥寺良弥先生(由利組合病院)が、股関節のHill-Sachs lesionとも言うべき非常に貴重な症例をなんと3D-printerを用いた立体モデルを用いることでその発症メカニズムが一目瞭然にわかる!という、まさに目から鱗が落ちるような症例報告を、佐々木研先生(秋田大学)は近年AHRGだけでなく全国的に使われているwedged taperタイプの我が国での先駆けであるAccolade TMZFステムのついに出た中期成績を惜しげもなく披露してくださいました。そして、最優秀演題賞に輝いたのはAHRGメンバー最若手の河野哲也先生(秋田大学)の「人工股関節全置換術後の作業活動は何をいつ再開できるか」という演題でした。秋田の高齢者に実際にインタヴューまでおこなったプレゼンテーションのおかげで我々AHRGが苦労して集めたデータを非常に強いインパクトでアピールしてくださいました。

特別講演Ⅰでは、わたくし、木島泰明が、フランスの股関節外科を紹介しながら、股関節の臨床や研究の魅力をみなさまにお伝えしたいという一心でプレゼンテーションさせて頂きました。若手の先生だけでなく、きっと股関節以外がご専門の先生にも楽しんで聞いていただける1時間になったのではないかと自負しております。

そしてメインイベント、特別講演Ⅱでは、大阪大学大学院医学系研究科 運動器医工学治療学 教授の菅野伸彦先生から「人工股関節全置換術で満足度を高めるためには」と題して、股関節専門医でも知らなかった興味深いTHAの歴史から、THAの満足度をさらに高めるための、非常に多岐にわたり、かつ「ほんまもん」のデータから導き出される「ほんまもん」の結論をご提示いただき、心から感動するとともに、菅野教授が今年開催されます第42回日本股関節学会学術集会が非常に楽しみになるご講演でした。

研究会終了後の情報交換会などでも、菅野教授からは、「それ、ほんまか?」の精神で臨床もリサーチもされていることをお聞きし、我々AHRGもそれに負けないように秋田ならではのスタイルで臨床・研究・若手教育のすべての側面で県内外・国内外に存在感をしめせるように頑張ろう、とメンバー全員が志を新たにした次第です。

この度は、第4回秋田県股関節研究会にご参加いただき、また、このご報告を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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2015年9月17日木曜日 第5回秋田県運動器疼痛治療セミナー (粕川雄司)

第5回となる秋田県運動器疼痛治療セミナーが開催されました.一般演題は,羽後町立羽後病院 阿部秀一先生から,変形性足関節症を伴った下垂足に対し手術を行い症状の改善が得られた症例を,市立秋田総合病院 柏倉 剛先生から,関節リウマチによる関節痛に対する薬物治療について御発表いただきました.貴重な御発表を頂きありがとうございました.

特別講演は,札幌医科大学整形外科 講師 吉本三徳先生より「腰椎変性疾患の病態からみた内視鏡下手術の適応と実際」と題してご講演いただきました.非常にわかりやすい術中の動画をたくさんご提示いただき,内視鏡を使用しての手術のメリットやその陰にあるご苦労などをお話しいただきました.内視鏡手術の実際についてご自身のデータをたくさん含めた御講演は,大変勉強になりました.誠にありがとうございました.これからも,よろしくお願い致します.

当日ご参加いただいた先生方,学生の方々,共催いただきました方々,ありがとうございました.今後とも引き続きよろしくお願い致します.

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第41回 日本整形外科スポーツ医学会 学術集会 (藤井 昌)

2015年9月11日〜12日にわたり、京都で第41回日本整形外科スポーツ医学会学術集会が開催され、ASAKGからは齊藤英知Director、木島泰明Vice-Director、藤井昌というメンバーで参加してまいりました。英知Directorは代議員として会長招宴に出席され、全国にASAKGをアピールするとともに、全日本クラスの先生方と芸妓を堪能されました。木島Vice-Directorは「スポーツ選手の痛みと筋・腱の弾性および股関節の回旋可動域との関連」という演題名で、秋田県のスポーツ強化指定中学生の超音波エラストグラフィーを含むメディカルチェックの結果について報告され、大きな注目を集めていらっしゃいました。自分は、「バスケットボールにおけるスポーツ傷害」というテーマのパネルディスカッションに、パネリストとして参加させていただきました。同じパネリストには日本バスケットボールリーグ関係者の方もおられ、傷害予防のみならず戦術面や今後のバスケットボール界の方向性についてなど、専門性の高い議論が交わされ、整形外科医として、また一競技者として非常に楽しみながら参加できました。また、当科の秋田ノーザンハピネッツに対するサポート体制が極めて高い評価をいただきました。特にチームとは未契約かつ資金援助がない中でのシステム作りという点では、他の真似できないクオリティーであるとのことで、大きなインパクトを残すことができました。今後も新たな試みにどんどん挑戦し、秋田のスポーツ医学のレベル向上に貢献していきたいと思います。引き続き皆様のご指導、よろしくお願い申しあげます。

写真①

写真②

 

 

 

 

 

写真③

 

 

 

 

鴨川沿いにて(練習)

写真④

 

 

 

 

鴨川沿いの川床にて(本番)

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高橋靖博先生結婚式 (長幡 樹)

9月6日(日)、新進気鋭の若手、高橋靖博先生の結婚式がありました。

あんな幸せそうな高橋先生をみたのは初めてというくらい参加者全員に幸せをばらまいていました。

ファーストバイトに負けず劣らず大きな口を開けて食べていた島田教授からのセカンドバイト、高校時代の同級生であり、整形外科の同じ医局員である木村先生からの友人代表挨拶。

奥様のご両親にむけたメッセージには会場全体で涙するような場面もあれば、整形外科同期(サプライズ出演あり)からの余興で笑いの渦に巻き込まれたりと二人が本当にたくさんの人から祝福されていたと感じた結婚式でした。

 

ほんとうに結婚おめでとうございました!

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第64回東日本整形災害外科学会 駅伝大会4連覇!(佐々木研)

2015年9月12日,福島市あづま運動公園において,第4回東日本整災駅伝大会が開催されました.第1回より連覇を続けているわれわれ駅伝部は,今回4連覇をかけた戦いに臨みました.大雨洪水災害により最大のライバルである筑波大学が欠場となり,千葉大学との一騎打ちになりましたが,3チーム出場したわれわれの圧勝という結果となりました.

来年はなんと駅伝の聖地,箱根で駅伝大会が開催されます.筑波大学は今度は主力を揃えてくるとのこと.さらに,慶応大学が同門をあげて駅伝にサブ3メンバーを集めると,早くも来年に向けた戦いが始まっています.

 

1区 2区 3区 4区
秋田大学A 根本 晃

8分55秒

千馬誠悦

8分53秒

長幡 樹

9分00秒

佐々木 研

8分07秒

1位

34分55秒

秋田大学B 小林 志

9分00秒

齋藤 光

9分11秒

阿部和伸

8分53秒

成田裕一郎

9分26秒

2位

36分30秒

秋田大学C 山田 晋

9分35秒

三浦隆徳

8分52秒

村田昇平

11分01秒

三田基樹

9分11秒

3位

38分39秒

千葉大学 古矢丈雄

10分04秒

藤本和輝

10分46秒

富沢 想

11分09秒

沖松 翔

12分50秒

4位

43分49秒

 

 

緊張感漂うスタート

駅伝1

 

 

 

 

 

 

Aチーム1区根本選手がトップ すぐ後ろにはBチーム小林選手が追いすがる

駅伝2

 

 

 

 

 

 

Cチーム山田選手から,このあとまさかの全体2位の力走をみせる三浦選手へ

駅伝3

 

 

 

 

 

 

骨折から1年を経たずしてAチームに復帰した長幡選手は痛みをこらえての走り

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急遽出場の村田選手も見事にCチームのたすきを3位でつなぐ

駅伝5

 

 

 

 

 

 

4連覇!やったー!!

駅伝6

 

 

 

 

 

 

Aチームと1分半の差でBチーム成田選手が2位でゴール

駅伝7

 

 

 

 

 

 

剣道だけではないとばかりに好タイムを出しCチームの3位に貢献した三田選手

駅伝8

 

 

 

 

 

 

昨年は皇居で右翼に間違えられ掲げられなかった旗が堂々となびく

駅伝9

 

 

 

 

 

 

福島県立医大の先生方,大会の運営ありがとうございました.

駅伝10

 

 

 

 

 

 

1.2.3フィニッシュ!

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区間順位も学会場に貼り出して頂きました

駅伝12

東日本整形災害外科学会 親善スポーツ大会 水泳の部 結果報告 (秋田ノーザンドルフィンズ 岩本陽輔)

平成27年9月12日、福島県で行われた東日本整形災害外科学会親善スポーツ大会、水泳の部の結果報告をいたします。

今大会は4×50m フリーリレー形式です。

参加メンバーは三澤晶子先生、佐藤千晶先生、船木玲奈先生、そしてわたくし岩本(拝)の4人です。

4人中3人が女性医師ということでビジュアル的に他大学から大きな関心を集め注目の的でした。

試合前から我々のモチベーションは高く、元国体選手の船木先生は「めっちゃ気持ちいい」く入念なアップをし、佐藤先生は果敢な飛び込み練習で腹を打ち付け「なんも言えねえ」感じになってたり、三澤先生はプールに入らず1時間に及ぶストレッチを行い、まさにチームワーク抜群のultra soul 状態でした。

 

 

結果は全体で3位と、ビジュアルもさることながらしっかりと結果を残すこととなりました。また、1,2位のチームとはかなり肉迫しており、個々人の能力アップ、作戦によっては東日本の頂点に君臨する日も近いと考えております。

4人のほかにも、今回は参加することができなかった佐藤毅先生、小林志先生、櫻庭先生(ガンジス川にて合宿中)などタレントぞろいのチームであります。

まだまだ若く、未熟なチームではありますが、バスケットボール部、駅伝部に次ぐ第3の整祐会公認の部活になることを目指し邁進して参りたいと思っております。

どうぞ皆さま引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

 

秋田ノーザンドルフィンズ 主将見習い(仮) 岩本陽輔

水泳1

水泳2

 

 

 

 

 

水泳3

東日本整形災害外科学会 親善スポーツ大会 フットサルの部結果報告 (エスパニョーレ秋田 尾野祐一)

平成27年9月12日、福島県で行われた東日本整形災害外科学会親善スポーツ大会、フットサルの部の結果報告をいたします。大会は5チームによる総当たりのリーグ戦を行いました。エスパニョーレ秋田の参加メンバーは堀川明先生、嘉川貴之先生、高橋靖博先生、湯浅悠介先生、仲本雄一先生(秋田厚生医療センター初期研修医)、私の6人です。フィールドプレーヤーはキーパーを含めて5人。交代は自由。試合は前半6分、後半6分の12分でした。エスパニョーレ秋田は運悪く4試合休みなしの連続の日程となりました。

 

vs 群馬大学 0-2

vs 日本大学 0-2

vs 新潟大学 1-2 (得点:尾野)

vs 福島県立医大 0-3

 

結果は全敗で5位。得点1、失点9と散々な結果となりました。嘉川先生のスーパーセーブ、湯浅先生のボーレシュートなどの盛り上がる場面もありましたが、試合終盤になり足が止まったところでやられるというパターンを繰り返し、チーム全体で体力のなさを露呈してしまいました。他の部活が結果を出す中、苦しい立場にはありますが、これにもめげず、次回も頑張っていきます。皆様、何卒ご協力お願いいたします。

 エスパニョーレ秋田 尾野祐一

サッカー1

サッカー2

第51回秋田県脊椎脊髄病研究会(石川慶紀)

2015.9.5秋田県脊椎脊髄病研究会が秋田市にて開催されました。第51回の趣旨として,脊椎脊髄病はとっつきにくい,わかりにくいという若手の先生の思いを払拭してもらうための企画を中心にしました。

経験豊富な脊椎脊髄病指導医,秋田厚生医療センター 阿部利樹先生,秋田労災病院 奥山幸一郎先生,秋田厚生医療センター 小林孝先生より若手向けレクチャーをご講演いただきました。大変わかりやすく,若手のみだけではなく,ベテランの先生にも勉強になるご講演内容でした。

一般演題は5台あり,それぞれ素晴らしい内容でしたが,『脊椎後側弯変形矯正固定術後首下がりが改善した1例』を発表された,佐藤千晶先生が受賞されました。全脊柱のアライメントは代償関係にあることを示唆する,貴重な報告でした。おめでとうございます。

特別講演は『脊柱側弯症の治療 安全性を向上させるための取り組み』というタイトルで,弘前大学整形外科学講座講師,和田簡一郎先生,『脊柱管拡大術を中心とした従来型頚椎後方手術の問題点と新しい進入法による対策』というタイトルで,東京歯科大学市川総合病院整形外科教授,白石建先生にご講演頂きました。両講演ともとても素晴らしい内容で,特に白石先生のご講演は低侵襲手術の最たる内容であり,治療概念,手術方法を再度考えさせられるものでした。

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その後に行われた懇親会では,ビール片手に焼肉をつまみながら,近況や豊富を語ってもらったり,お互いの交流を深めることができました。いちばん嬉しかったことは、

受賞された佐藤千晶先生が,脊椎外科医を目指すことをその場で表明されました

一緒に切磋琢磨してゆく仲間がまた一人増え,大変喜ばしく思います。

 

 

ノーザンファルコンズ 朝練習会8/27 9/3 (市立秋田総合病院 湯浅悠介)

2015/8/27、9/3、AM5:30ノーザンファルコンズ朝練習会が行われました。

天気はいずれも曇り。

8/27も男たちはコートに集合。

基礎練習を終えたのち2対1のハードな練習へとステップアップしていきました。英知先生の強烈なスマッシュに翻弄されながらも、しっかりとメニューをやり遂げました。

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9/3、この日は自分と英知先生の強化練習日。

左手でラリーをするといったバックハンドを意識した練習を取り入れました。

今後はさらに練習を重ね、より高いレベルでテニスができるように努力していきます。

 

 

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毎週木曜日5:30から定期的に練習をしていくこととなりました。

ぜひ興味のある方はお越しください。