12th Asia Pacific Musculo Skeletal Tumor Society(APMSTS) (土江博幸)

この度、10月4日~7日にかけて、インドのジャイプールで行われた、第12回APMSTSに単身参加してきました。この学会は2年に1回行われる、アジア・環太平洋地域の骨軟部腫瘍の学会であり、今回初めて演題を出してみました。メイン会場では、各国から一流どころの先生が自身の経験を発表され、日本からも金沢大学の土屋教授や山本教授などが発表されており、自身のやっている事がまだまだだな、といつもながら思い知らされました。自身は2演題出してみましたが、どちらe-posterでの採択でした。次回はeではなく普通のポスターくらいにはならねば、と刺激を受けました。
今回、学会場がジャイプールの町の中心から18kmも離れた超高級ホテルで行われたのですが、一泊2万円程する(インドの中級ホテルで通常一泊4000円くらい…)ため、町のホテルに宿泊し通う事に。ホテルのフロントにタクシーを御願いしようとすると、「タクシーは高いからオートリキシャをそこらで捕まえた方がいい」と勧められたため、そうしてみる。ちなみにオートリキシャとは、オート3輪のタクシーで、庶民のタクシーのようなやつである。メーターはついているが全く使っておらず、初めに値段交渉をして乗るというスタイル。服装、目的地から多少ふっかけられているのを感じながらも相場からは200円程度の割り増しくらいだからまあいいかと思い会場へ(それでもタクシーの1/2~2/3くらいの料金)。しかしこのオートリキシャ、スピードがあまり出ず、到着まで結構時間がかかってしまう…。
今まで趣味でアフリカや南米など色々な国に行き、健康には特に問題はなかったのだが、実はインド滞在中、体調がイマイチで、学会も休み休みという感じに…。ちなみに、日本に帰ってから体調が増悪したので採血をしてみたらCRPが16まで上がっていた…。肝機能も少し上がっており、この記事を書いている現在、A型肝炎の検査結果待ちである(A型肝炎にしては潜伏期が短いので違う事を期待しているのだが)。国によってはホテル代をケチらない事も大事だという事を学ばせて頂いた…。

学会場のホテル入口

e-posterは展示されたモニターで表示されており、クリックすると内容を見る事が出来る

会場入り口。自分1人なので一緒に写った写真は撮影できず…。

学会場に向かうオートリキシャからの風景