第28回日本リウマチ学会北海道・東北支部学術集会に参加して(河野哲也)

H30.11.17〜11.18 北海道大学学術交流会館にて開催されました「第28回日本リウマチ学会北海道・東北支部学術集会」に参加しました.参加者は,市立秋田総合病院:柏倉剛先生,平鹿総合病院:小林志先生,櫻場乾先生,中通総合病院:杉村祐介先生,私の5人で口演1題,ポスター4題でした.
本会より,若手リウマチ医奨励賞が設けられ,杉村祐介先生が見事受賞されました!「生物学的製剤使用関節リウマチ患者における手術後感染の検討」の題でご発表され,AORA registry内の生物学的製剤使用患者において,PSL使用によるさらなる免疫能低下や糖尿病の合併が術後感染に影響を与える可能性があり,注意が必要なことをご発表されました.杉村先生誠におめでとうございます!
抄録集を見ますと,リウマチ関連の発表において,内科・整形外科・リハビリテーション科と多岐に渡る科からの発表があり,やはりリウマチ診療は総合的な視野が必要であり,臨床的な面に限らず基礎的な面に関しても勉強が必要と強く感じました.今後も研鑽を積んでいきたいと思います.