第38回日本臨床リウマチ学会 参加報告(小林志)

2023年11月18日と19日の両日、北九州国際会議場を中心に開催された第38回日本臨床リウマチ学会に参加してきましたので、ご報告させていただきます。

秋田からは、私、柏倉先生、櫻場先生が参加し、私は高齢RA患者と機能障害についての演題を発表してきました。

この学会は、日本リウマチ学会より小規模で、臨床に関連した演題が多く、より実践的な話が聞けるのが魅力です。

学会の中で、整形外科医のシンポジウムがあり、その中で議題になったのが、「整形外科リウマチ医の存続」でした。40歳以下の整形外科医のリウマチ専門医が少なく、学会員も少ない現状が提示されていました。身体機能の障害が主であるリウマチ症例は、われわれ整形外科医による治療への介入は必須ですので、AORAとしても、後進のDr育成を重視したいと考えております。

今回は、われわれ50歳以上のおじさんのみの参加でしたが、リウマチに少し興味があれば、来年のご参加をご検討いただければと思います。ちなみに、第39回の学会は、2024年11月18日と19日にアクトシティ浜松で行われます。