月別アーカイブ: 2023年8月

第105回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)帯同③(阿部寛道)

8月7日〜11日まで第105回全国高等学校野球選手権大会の秋田県代表 明桜高校野球部硬式野球部に帯同させていただきました。

初戦が8月12日ということで、初戦に向けて秋田県内で理学療法士として働く方々と共に、選手たちのコンディショニング、ケアの他、全身状態の確認を行いました。ホテルの一室に設けられたコンディショニングルーム内は非常にリラックスした空間となっており、練習の疲れを癒す最適な場であったと思います。

スポーツの場で活躍するPTの方々の姿を今回の帯同で初めて目の当たりにし、自分自身非常に勉強になり、そして刺激になりました。大変貴重な5日間だったと実感しております。

結果は残念ではありましたが、勝利を目指して直向きにプレーする高校球児たちの姿に胸をうたれ、感動しました。今後もそれぞれの目標に向かって突き進んでくれることを期待しています。

第50回東北北海道ボディビル選手権大会(浅香康人)

8月20日に札幌で開催された第50回東北北海道ボディビル選手権大会に出場しました。考え得る最大限の準備をして挑みましたが、結果は2位で惜しくも優勝には手が届きませんでした。

東北北海道地区から19名の筋肉漢が一つのステージ上に集い、我こそはと己の肉体をアピールし合う、火花が散るような熱い真剣勝負が北の大地で繰り広げられました。

勝負の行方は極限まで除脂肪されたハードな仕上がりの3名による優勝争いとなり、あと一歩というところまで善戦しましたが、1点差という僅差で苦杯を喫することとなりました。今回の敗因はただただ筋量不足、特に大胸筋・広背筋・内転筋群といったメジャーマッスルのボリューム不足であったと分析しています。

今後も運動器の専門家を志す者として臨床・研究・鍛錬の全てにおいて妥協することなく精進して参ります。応援してくださった方々には深く感謝申し上げます。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

写真撮影:北海道ボディビルフィットネス連盟 出口憲次様

【論文掲載報告】単純レントゲンでの内側半月版逸脱の検出について (雄勝中央病院 村田昇平)

この度、単純レントゲンでの内側半月版逸脱の検出に関する論文がJournal Citation Reportsのインパクトファクターが3.9のジャーナルであるJournal of clinical medicine.に掲載されました。(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37629311/

宮腰尚久教授、野坂光司准教授、齊藤英知講師、木島泰明講師をはじめ、ご指導やコメントをいただきました全ての先生方にこの場を借りて深謝申し上げます。

変形性膝関節症は日本国内に約2530万人いると推計されており、痛みや可動域制限などのため日常生活に支障をきたし、要介護の原因となりうる疾患です。近年、変形性膝関節症に半月板逸脱という病態が関連していることが多く報告されていいます。一般的に半月板逸脱の診断や観察にはMRIが必須とされていますが、検査枠や費用的な問題から、全ての膝痛患者さんに検査を行ったり、半月板逸脱の診断がついた後に画像的にこまめに逸脱の経過をフォローアップしたりすることは難しいという問題がありました。

今回の研究では、 一般的に普及してる放射線装置や画像処理装置で、特殊な撮影を行うことなく半月板を視認し、逸脱の有無や程度を検出する方法を開発し報告しました。

デジタルレントゲンを採用している施設であれば、今日から誰でも、すぐにでも実践可能な方法です。初診時のレントゲンで患者さんの目の前で一緒に半月板の逸脱具合を確認することができ、病態の共有や説明にも役立つと考えております。本研究は大変幸運なことに第96回日本整形外科学会学術集会の優秀口演の候補にも選んでいただき、論文作成の励みになりました。

もし本方法にご興味を持っていただき、不明な点やコツなどをお知りになりたい先生がいらっしゃいましたらご連絡いただけますと幸いです。

これからも日々少しずつ精進していければと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

北秋田運動器検診の活動報告(能代厚生医療センター 塚本泰朗)

公益財団法人地域社会振興財団より令和5年度人生100年時代づくり・地域創生ソフト事業交付金をいただきまして、北秋田運動器検診事業を北秋田市医療健康課の協力のもと開始しています。この度第1回の運動器検診を8月19日に北秋田市民ふれあいプラザコムコムを会場にして開催させていただきました。

運動器の障害のため移動能力の低下をきたした状態であるロコモーティブシンドローム(通称ロコモ)は、本人が自覚する前から生じていることが多く、進行すると将来介護が必要となるリスクが高くなります。 ロコモに対する運動器の予防医学的観点からの取り組みは地域に暮らす人たちにとって非常に重要です。

検診は、北秋田市民病院の石垣先生をはじめ、関連病院リハビリテーションスタッフ、工学部巌見教授などにもお手伝いいただき、午前・午後にそれぞれ20名程の対象者に対して、ロコモ度テストに加えて、ウエアラブルセンサ(9軸慣性センサ)を用いた簡易歩行解析、理学療法士による全身の可動域や筋柔軟性のチェック、足部アライメントの評価などをさせていただきました。

また、ロコモの原因のひとつとして変形性膝関節症がありますが、今回の運動器検診の大きな特徴として高性能超音波エコーを用いた膝の関節軟骨の摩耗や半月板の逸脱や損傷の評価も行いました。

検診を受けられた方々からは非常に好評で、『病院で単純レントゲン写真をとってもらってなんともないと言われたけど、膝のことが心配ですごく楽しみにしていた』などのお声を多数いただき、運動器検診の需要そして重要性を再認識する機会となりました。 9月10月にも開催予定ですが、今後も運動器検診事業を継続し、さらに広めていけるよう活動していきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

第105回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)帯同②(浅香康人)

第105回夏の全国高校野球選手権大会の帯同で阪神甲子園球場に行かせていただきました。

理学療法士の先生方と一緒に選手のメディカルチェックを行い、試合前のコンディショニングを行いました。すべての選手が万全の体調で試合に臨めるよう、コミュニケーションをとりながら入念にケアを行っていきました。

新型コロナウイルス蔓延のためここ数年は様々な制限が設けられてきましたが、久々に制限なしという形で開催されました。満員の会場、吹奏楽団の演奏、応援団の歓声、全てが従来の盛り上がりを取り戻していました。8/12の初戦は天候にも恵まれ、第一試合のため朝8時のプレイボールでしたが、太陽はすでに最高出力で球場を照らしており、選手たちの熱い闘志と混ざり合って甲子園は灼熱のコロッセオと化していました。前半は両校譲らない展開でしたが、後半に得点を重ねられてしまい惜しくも次戦に駒を進めることはできませんでした。

結果は残念でしたが、期間中に選手たちが大きなけがをしたり熱中症になったりせずに日程を終えることができ、ほっとしています。今後もこのような形で陰ながら選手たちを支えていくことで秋田県のスポーツが発展するための一助になればと思います。

第105回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)帯同①(渡辺学)

第105回全国高等学校野球選手権大会に帯同させていただきましたので報告させていただきます。秋田大学整形外科は2009年から毎年帯同しておりましたがコロナの影響で帯同できない期間が長く、2019年ぶりの帯同となりました。私は8月3日から6日まで帯同させていただきました。

大阪に降りたった直後から秋田とは違うじりじりとした暑さを感じました。外に立っているだけで汗が止まらず日傘をさしている人がたくさんいるような環境でした。自分の帯同した期間は初戦前の期間でしたので練習後のストレッチなどケアが中心でした。

8月6日に開会式があり参加しました。炎天下の中勇ましく行進する選手たちを見て若さを感じながら、熱中症にならないか心配しておりましたが無事に終えることができました。

短い期間でしたが大きな怪我や体調不良を訴える選手もおりませんでした。貴重な経験をさせていただき、また選手たちと仲良くなることもできて大変有意義な時間でした。甲子園勝ち上がっていけるよう応援しております。

第11回Japan Association of Spine surgeons with Ambition(JASA) (岡本憲人)

8月5-6日に京都市のリーガロイヤルホテル京都で開催された第11回Japan Association of Spine surgeons with Ambition(JASA)に、工藤大輔先生、尾野祐一先生、岡本の3名が参加して参りました。

本学会は50歳以下の「Ambition」を持った脊椎外科医が激論を交わす、非常にユニークな会です。本会の醍醐味はDiscussionにあり、シンポジウム形式で4〜5名の演者が発表し終えると、会場に準備されたマイクに大人数の質問者が列を作り、五月雨のように質問をぶつけまくる、初めて参加した私にとっては少し異様な光景でした。

秋田大学からは尾野祐一先生が「神経症状を呈した骨粗鬆症性椎体骨折に対する前方支柱再建術〜前後合併手術と後方単独手術の比較〜」という演題名でご発表されました。前方手術と秋田大学が得意とするPAVRECを比較した、秋田大学らしい演題で、フロアからも尾野先生へ多くの質問が飛び交っていました。

特別講演では当番世話人である海渡貴司先生の恩師である、米延策雄先生と山本利美雄先生から、脊椎外科医としての歩みやPLIFの始まり、そして今日に至るまでの歴史についてお話を伺いました。非常に興味深く拝聴致しました。

2日目にはメーカーセッションも設けられ、非常に斬新な印象を受けました。

若輩者の私にとって、本会は刺激を受けるには十分すぎました。Ambitionを持って脊椎外科の発展に貢献できるよう精進したいと思います。


AO Spine Travelling Fellowship @Perth (木村竜太)

2023年7月の1ヵ月間、AO SpineのTravelling Fellowshipの機会を頂戴し、AustraliaのPerthで脊椎手術を学ぶことができました。

今回の訪問先となったNeuroSpine Instituteは4名の脊椎外科医のチームです。(写真左から)Dr. Taylor (Ortho)、Dr. Miles (Neuro)、Dr. Cunningham(Ortho)、Dr. Kern (Neuro)の手術を見学することができました。

(NeuroSpine Institute HP)

AO Spine Fellowship CentreのDirectorとして主にお世話になったのが、Dr. Paul Taylorです。Dr. Taylorはイギリス生まれで、15年前からオーストラリアで脊椎外科医として働かれています。他の3名の先生もヨーロッパから移住してオーストラリアで働かれています。

不安もありながらの訪問でしたが、みなさんにとても温かく迎えていただき、充実した毎日を過ごすことができました。

この1ヵ月間は、新久喜総合病院から同じ期間にTravelling Fellowとしていらっしゃった景山寛志先生と一緒に学ぶことができました。脳神経外科医でいらっしゃることから、景山先生と日本語で整形外科と脳神経外科の少し違う目線でディスカッションしながら手術に参加できたことは、英語だけの環境では得られない細かな情報の習得にもつながり、また心強い仲間として素晴らしい時間をご一緒することができました。

(左から景山先生、私、Dr. Taylor)

手術室のスタッフも皆優しく、英語が下手な私を、いつも笑顔で助けてくれました。入退室から体位設定、外回りでは、男性の看護助手的な方の力が大活躍でした。この仕組みはぜひ日本でも取り入れてほしいです。

また麻酔の導入も、患者さんがマスクを持っていて、寝たらすぐ挿管(マスク換気しない)、末梢ラインも本体はつながず必要な薬液をワンショット、なのでうつ伏せへの体位変換も繋がっているコード類がなくとても安全で楽でした。入室から10分で手術可能な状態になるのは驚きでした。そのおかげで、連日縦で4〜5件の脊椎手術が行われていました。

脊椎手術は、頚椎、腰椎共に前方手術が基本となっていることが、我々の手術と大きく異なる点でした。前方除圧固定術・人工椎間板置換術を連日見ると、私達も後方手術に依存しすぎないようにしなければならないと感じました。

頚椎の前方アプローチにおいて、Dr. Milesは常にuncovertebral jointの切除をされていました。人工椎間板置換術を行う上で、その骨切除が自分にとって壁に感じていましたが、適切な、そして素早い手術操作を教えていただきました。

腰椎の前方は、ATP (Anterior To Psoas) approach で行われていました。日本ではまだ器械が導入されていませんが、かなり自由度の高いレトラクターを用いることで、直視下に椎体間固定が可能でとてもいい方法だと思いました。またL5/S1に対しても同方法の延長で前方固定を積極的に行われていました。L5/S1も前方からのアプローチが、脊椎外科医でも安全に可能なものであることを実感しました。

今回一番衝撃を受けた症例がいます。高度の変性後側弯を有する慢性腰痛に対しL5/S1の前方固定だけが行われ、痛みがほぼなくなったという高齢女性に会うことができました。自分ならlong fusion以外の選択肢は提案できなかったと思います。L5/S1の前方固定は、後方で代用できるもの、と思っていました。しかし、この方に対して後方からのL5/S固定で同じ結果が得られるとは到底思えません。あくまで感覚なものではありますが、L5/Sの前方固定が最適な症例がいる、という感覚を得ました。

スクリュー刺入はナビゲーションも多く使われていました。ナビのための術中CTは、リモコン操作で可動できる小さなCTで撮影が可能、終わったら元の置き場に戻っていくCTはとても可愛らしくもたくましく思えました。

(リモコンで移動も可能なCTはとても実用性が高かったです。撮影後は手術室外の置き場に戻って行きました。)

外来(Clinic)は、病院の一室ではなく、別にあるクリニック棟のなかで行われます。とても綺麗な部屋でリラックスした雰囲気での診察は、日本の「the 病院」という雰囲気とは全く異なっていました。

純粋な脊椎疾患だけでなく、慢性疼痛で悩んでいる方の受診や、結構多かったのが痛みで仕事復帰できないため保険主と一緒に受診するパターンでした。抑うつを併発されている方もいましたが、ただそんな方々に対してもDr. Taylorは、「手術のマイナスの因子かもしれないが、それを理由に手術しないということはない」と言っていました。社会的な課題でもあるこの点について、脊椎外科医としてとるべき姿勢をみせていただくことができました。

休日はオーストラリアを満喫させていただきました。

Dr. Taylorにはweekend houseに招待いただき、インド洋のサンセットを眺めながら砂浜でのんびりビールを飲んだり、朝はPark Runで地域の方と一緒に走ったり、昼から同僚の麻酔科ドクターや看護師さんご家族と、購入したてのピザ焼き機を使って手作りピザとワインを楽しんだり。休日の素敵な生活を体験させていただきました。

カンガルーは野良がいっぱいいて、家の前にも普通にいるのは衝撃的な光景でした。

ちょうどパースでサッカーのプレミアリーグの試合があったのでスタジアムで観戦したり、ワールドカップ女子サッカーをパブリックビューイングで観戦したり、オーストラリアンフットボールを観戦したり。夜はホテルのテレビでクリケットをみてみましたが、これはよくわかりませんでした。

妻も同行させていただきましたが、Perthに行くことが決まってから、いつのまにか現地の日本人の方と知り合いになっていました。妻のコミュニュケーション能力の高さを改めて実感しました。地元では有名な富豪の方で、超豪邸に遊びに行かせていただくこともできました。

Dr. Taylorからは800km北にドライブしてこいと言われましたが、ちょっとそれは、と思い、200kmドライブしてピナクルズに行ってきました。上限速度は100km/hで比較的安全にドライブできましたが、果てなく続く直線に、大陸を運転しているなーという感じでした。

Perthは西オーストラリア州の州都です。シドニーとインドネシアが同じくらいの距離にあるということで、アジアが距離だけでなく経済的にもとても近く、特に韓国人が多い街でした。街中は多様性そのものでしたが、車は半分以上が日本車のため、道路は馴染みやすかったです。

公的サービスが本当に素晴らしく、無料バスが常に走っていたり、毎日早朝に清掃車が走行し街はゴミのない状態から1日がスタート、公園にはトレーニング機器やランニングコースが必ず設置されていました。車椅子の方がエクササイズとして走っていたことも大きな衝撃でした。

(公園のトレーニング機器には骨粗鬆症の説明も)
(街中にアートがあり、カラフルな街は歩いているだけで楽しくなります)

オーストラリアはイタリアからの移住も多いのですが、その流れでコーヒー文化が盛んな国です。スターバックスが撤退したのも有名な話です。街を歩けばあちこちにカフェがあり、病院の休憩室にも必ずエスプレッソマシンがあります。しかも、ラテやカプチーノだけでなく、ショート・ロングブラック、フラットホワイト、ショート・ロングマキアート、ピッコロ、カフェモカなど種類も豊富。コーヒー好きにはたまりません。

(https://www.comunicaffe.com/australia-coffee-giant/)

また「アボリジニとの共存」、というのもオーストラリア独特の文化でした。社会的な課題も多々あるようですが、異なる文化と共存するという生活は日本にはないものだったため新鮮でありながら、興味深く体感することができました。

報告したいことはまだまだありますが、本当にたくさんの学びがあった1ヵ月でした。

不在中サポートいただきました、脊椎グループならびに医局の皆様、本当に貴重な機会をいただきありがとうございました。

Dr. Taylorとclinicで

「世界にはいろんな生き方がある」、それを知ることができたのが今回の1番の学びでした。

妻とインド洋を眺めながら。 photo by Dr. Taylor

第9回秋田県関節鏡・膝・スポーツ整形外科研究会(石垣佑樹)

2023年7月29日に第9回秋田県関節鏡・膝・スポーツ整形外科研究会が秋田市民交流プラザALVEにて開催されました。前年度に引き続き今回も第一部ハンズオンワークショップ、第2部ミニレクチャー・シンポジウム・特別講演の2本立てでの開催となりました。今回は対面のみの開催ということで現地に多くの先生方が集まり、普段お話しできない先生とも交流ができて非常に有意義な時間を過ごすことができました。

第一部には整形外科に興味のある学生・研修医の先生たちが総勢7名も参加してくださいました。「肩関節鏡」、「膝関節鏡」、「膝周囲骨切り術」、「人工関節置換術:従来法」、「ロボット支援ソリューションTKA」の5つのテーマで開催されましたが、それぞれの分野で県内トップの先生方が情熱的に指導してくださり、私を初め参加者は時間も忘れて没頭していました。熱中して取り組む皆さんの姿に、これからのASAKGの明るい未来が見えたように思います。あっという間の3時間で、全然時間が足りませんでした。すでに来年度のハンズオンワークショップが楽しみです。

第2部では、初めに、村田昇平先生から「今日からみえる、すぐみえる、レントゲンでの内側半月板逸脱」と題してミニレクチャーをいただきました。特別講演を頂きました東京女子医科大学整形外科教授の岡崎賢先生も絶賛されたミニレクチャーでは、誰でもすぐに行える半月板逸脱の計測方法を教えていただきました。早速私も月曜日の外来から導入させていただきましたが、非常に簡便で患者さんの説明にもつながり大活躍でした。実臨床につながるレクチャーをしていてだきありがとうございました。これから、どんどん使わせていただこうと思います。

次に、「ASAKGからyoung doctorへのメッセージ」と題して、赤川学先生、塚本泰朗先生、大内賢太郎先生、瀬川豊人先生の4名の先生によるシンポジウムが開催されました。赤川学先生は「若手が創るASAKGの未来〜人工関節編〜」、塚本先生は「若手が創るASAKGの未来〜Arthroscopy編〜」と題して、膝人工関節・Arthroscopy分野におけるASAKGの過去や現状、そして先生方の目指すASAKGの未来について熱く語っていただきました。会場でその熱意によって「火がつけられた」先生は私だけではなかったと思います。先生方の熱意をさらに盛り上げれるように頑張りたいと思います。大内先生からは「肩関節外科医のすすめ」と題してお話をいただきましたが、なんといっても秋田県の肩関節外科医が「Blue Ocean」であるということが印象的でした。大内先生の講演を聞いて「Blue Ocean」に飛び込む決意をした先生は多くいたのではないでしょうか。今後の秋田県の肩関節分野は盛り上がること間違いなしだと感じました。瀬川先生からは「FMS(Functional Movement Screen)を用いた下肢疲労骨折症例再発予防の取り組み」について講演していただきました。再発予防に取り組むことの重要性と、実際の取り組みについて教えていただきました。瀬川先生のように自分自身がFull scoreをとって指導できるようにならなければいけないと痛感しました。是非、また詳しく教えていただきたいと思いました。

最後に、東京女子医科大学整形外科教授の岡崎賢先生より「中高年のスポーツにまつわる膝の諸問題」と題して特別公演を賜りました。日常の診療で困るところを的確に、わかりやすく、幅広く教えていただきました。最新の知見をご紹介していただきながら実臨床ですぐに活用できる知識を教えていただき、あっとういう間に時間が過ぎてしまいました。貴重な講演を聞かせていただき誠にありがとうございました。

私事ではありますが、今回のASAKGの幹事会にて皆様に承認いただき新幹事に任命していただきました。初代会長齊藤英知先生のもと、皆様で作り上げられてきたこの素晴らしいグループに参加させて頂けることにこの場をお借りして感謝申上げます。今回の研究会で自分にはかなり「火がついて」おります。この火を絶やすことなく他の若手の先生にも広げて、ASAKGのさらなる発展のために日々邁進して参りたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。

新入局!

本日、市立横手病院で研修されている渡部桃子(わたなべももこ)先生が入局の挨拶に来てくれました!

新しい仲間が増え、とても嬉しく思います!
これからの渡部先生のご活躍を楽しみにしております。