第120回東北整災 野球大会(浅香康人)

6月9日~10日に行われた第120回東北整形災害外科学会において、3年ぶりに野球大会が開催されました。新型コロナウイルスの世界的な蔓延によりスポーツ活動が制限され、各学会でもスポーツ大会が中止を余儀なくされてきました。今回の野球大会開催の連絡を受け、久々に仲間たちと顔を合わせてプレーができることを心から喜びました。

村田選手がくじを引き、一回戦の相手は岩手医科大学に決定しました。

しかし初日はあいにくの大雨。試合は翌日に持ち越しとなります。グラウンドの状態が危ぶまれましたが、翌日にはプレーできるまでにコンディションは回復しました。

3年ぶりの試合に気合を入れてJA福島ビルグラウンドに集結するデーモンズメンバー。

今回のメンバーを紹介します。

監督 宮腰教授

1番 サード 杉村先生

2番 ピッチャー 大内先生

3番 センター 東条先生

4番 キャッチャー 村田先生

5番 ショート 阿部先生

6番 ライト 本郷先生

7番 レフト 関先生

8番 セカンド 千田先生

9番 ファースト 佐藤先生

控え 河野先生 木村先生 浅香

秋田の先攻で試合開始。見どころをダイジェストで書きます。相手の先発は及川先生。大内先生の後輩、盛岡一高野球部出身の強投手です。凄まじい投球に秋田打線は苦しめられます。

1回の表には満塁のピンチを迎えましたが、大内先生が冷静なピッチングで無失点に抑えました。今回のデーモンズは守備が光るシーンが多かったように思います。外野陣はフライを落とすことなく全て確実にキャッチし、ファーストの佐藤先生は長い手足を存分に活かしアウトを量産します。

2回の裏にスリーランを浴び、一気に差が開きました。諦めずに攻撃し、時折ランナーを出すも繋げることは難しく、最終6回に1点を追加されてゲームセット。結果としては0-4で敗れてしまいましたが、一つの場所に集まって声を出し合いながら一つのことをする、というコロナ禍で忘れかけていた楽しさを思い出すことができました。

野球はド素人の私でしたが、1打席だけ代打でバッターボックスに立たせていただきました。しかしバッティングセンターで80キロの球しか打ったことがない私にとって元高校球児の剛速球はあまりに速く、かすりもせず即ベンチに戻りました。我ながら外見だけは助っ人外国人さながらでしたが、完全に見掛け倒しでした。

東条先生が加わってくれたことで、秋田大学の戦力は大幅に増加しました。来年こそは勝って日整会への切符を手にしたいですね。

ご参加いただきました先生方、応援してくださった先生方に感謝申し上げます。